12種類の口臭の原因の中には病気や体調不良も関係していた

口臭の原因と言えばどんなものを思い浮かべますか?

一般的に口臭と言えば寝起きの口の中の乾燥歯磨き不足食べ物によるもの。

などが出てくるかと思います。

 

もちろんこれらも立派な口臭の原因です。

でも、実はもっと細かく見てみると口臭の原因はもっともっと多く存在します。

中には内臓の病気に関わる口臭もあるんですよ。

この記事をご覧の方の中には、ちゃんと歯磨きや糸ようじもしてるのに、なんか口臭が生臭い。。

といったような悩みをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

もしかすると、このページでご紹介する口臭の原因のどれかに、思いもよらぬ口臭の原因が当てはまっている可能性があります。

また、口臭対策をするならば、まずは口臭の原因がどれに当てはまるかをきちんと把握する必要があります。

このページでは口臭の原因を幅広く特集していますので、原因不明の口臭に悩んでおられる方はぜひチェックしてみて下さい!

口臭の原因の種類

口臭の原因には口の中から発生しているものや、体の中の奥深くの内臓部分が病気になっている場合や体調不良によるものもあります。

ざっくり分けるとこのような感じです。

口から発生する口臭の原因

  • 舌苔
  • 歯垢
  • 歯周病や虫歯
  • 扁桃腺

体調不良や病気による口臭の原因

  • 風邪
  • 肝臓
  • 腎臓

その他の口臭の原因

  • ストレス(ドライマウス)
  • 甘い飲食物
  • タバコ

・・・ざっと並べただけでも、なんと12種類もの口臭の原因があることがわかります。

それでは上から順番に書く口臭の原因について詳しく解説していきたいと思います。

口から発生する口臭の原因

まずは口の中で発生する口臭の原因について上から順番に見ていきたいと思います。

舌苔

舌苔(ぜったい)は舌を出したときに見える白いやつです。

なんと一般的な口臭の原因物質のほとんどが舌の上で作られていると言われており、舌苔が深く関わっていると言われています。

突然ですがここで、手の甲を軽く舐めて唾液がついた部分に息を吹きかけて、乾かした後その部分の匂いを嗅いでみて下さい。

舌苔のお掃除が不十分だとおそらく臭い匂いがするかと思います。

これは、舌苔の上にできた揮発性硫黄化合物と言う物質が唾液に混ざり合うことが原因となっています。

ちなみに、揮発性硫黄化合物は、口内細菌がタンパク質とアミノ酸を分解して作られます。

そして、主な口臭の原因物質はこの揮発性硫黄化合物だと言われています。

なお、舌苔は口の中の死んだ細胞や体の新陳代謝によって剥がされた粘膜皮膚上の細胞、食べかすなどが舌の上に溜まったものだと言われています。

それが舌の上で、白くなって現れるワケです。

歯垢

歯垢と言えばほとんどの人がご存知かと思います。

最近では、歯垢をプラークとも呼びます。

実は歯垢の中にはたったの1ミリグラムの中におよそ100億以上の細菌が含まれていると言われています。

 

歯の表面を少し爪で引っ掻いただけでも、1ミリグラムの歯垢はあっという間に取れると言われていますので、口の中全体で見るとどれだけの歯垢がいるんだと言うことになります。

この歯垢の中に潜む細菌たちが口の中の食べかすなどを餌にして増殖し、臭いを発生させます。

虫歯

もしも虫歯が深い部分まで行ってしまうと中でプラークが発酵して悪臭を発生させると言われています。

また、虫歯の進行具合によっては歯の神経を腐らせている場合もあります。歯の神経が腐るとそこから口臭が発生します。

そして歯の神経が完全に死ぬと神経の空洞部分に口内細菌が増殖し、歯のの根元部分に膿ができます。

それがやぶけると口の中に悪臭が漂うと言われています。

 

あと、虫歯が歯茎を腫らせることによって口臭が発生するとも言われています。

こうなると歯茎の周りが不潔になってしまい出血し、血の匂いをした口臭がすると言われています。

歯周病

歯周病は歯槽膿漏とも言われていますが、歯周病が悪くなっていくと歯を支える周りの骨が溶けて膿ができます。

この状態になると口臭が強烈になると言われています。

扁桃腺

よく風邪をひいて病院に行くと、扁桃腺が腫れている。なんていいますが、扁桃腺は口臭と大きく関係があるようです。

というのも、扁桃腺と言う場所ではリンパ球と細菌の戦いが日々繰り広げられています。

 

そして両者の死骸は扁桃腺の表面にたまっていき、両者の死骸が溜まって固まったものを膿栓もしくは臭い玉と呼んだりもします。

この膿栓に口内細菌が集まりそこで活動することによって口の中に悪臭のガスを作り出します。それが口臭の元となるんですね。

 

これは咳などで口から出ることもあるのですが、もし扁桃腺に膿栓が溜まった状態だと扁桃腺から臭い口臭が発生すると言われています。

体調不良や病気による口臭の原因

体調不良や内臓の病気などは口臭を悪化させるとも言われています。

内臓の病気に関しては病院で治療を受けた方が良い場合も出てきますので、その原因が怪しいと言う方は要チェックです。

風邪

少し前の段落で扁桃腺による口臭の話がありましたが、風邪などの体調不良になってしまうと、扁桃腺での戦いが通常よりも激化し両者の死骸が増えます。

 

つまり膿栓が増えると言うことになりますので、その分膿栓に群がる口内細菌もそれだけ多く増殖しますので口臭が悪化します。

胃が原因の口臭には以下の病気が考えられます

  • 胃炎
  • 胃潰瘍
  • 十二指腸潰瘍
  • 逆流性食道炎
  • 胃ガン

これらの病気が原因の口臭の特徴は、卵が腐ったような臭い、またはドブのような臭いという表現もされます。

実際に私はこの口臭を嗅いだことがあるのですが、面と向かって話していると100パーセントその人は気づきます。

それぐらい口臭が強力です。

ただ、どれも特徴として腐った卵のような匂いがすると言う似た特徴を持つので、どんな匂いがどの病気と言うのは判断しにくいかと思いますが、この口臭の場合はどちらにしても病院へいかれることをお勧めします。

肝臓

肝臓と言えば飲んだお酒を処理してくれる臓器として有名ですが、その通りで、肝臓は体の中で発生した有毒物質を無力化させる働きのある重要な内臓です。

 

そんな内臓の働きが低下すると有毒物質が体の中に残ってしまい口臭の原因となるようです。

腸が原因の口臭の場合はそのほとんどが便秘が関係していると考えられています。

本来排出されるはずの便が排出されない状態だと腸内環境で腐ってしまい悪臭物質を放ちます。

それが体内を逆流して口から出て口臭となるようです。

腎臓

腎臓は尿を作る部分の内臓になります。

もしも腎臓の働きが低下してしまうと尿の元である尿素が体の中で溜まってしまい悪臭を放ちます。

 

尿はアンモニア臭がするといますが、その元となる尿素が体内にとどまって悪臭を作り出しているため、腎臓が原因の口臭の場合はまるで尿のようなアンモニア臭い口臭になります。

その他の口臭の原因

それではここからは“その他の口臭の原因”について見ていきます。

ストレス

ストレスと口臭は一見関連性がないように思いますが、ストレスを感じると口の中が乾く関係で口臭が悪化すると言われています。

例えば発表会や会議などで極度の緊張感を覚えたときに口の中がカラカラに乾いてしまった。

このような経験をされた事はないでしょうか?こういった口の渇きが口内細菌を増殖させ口臭を悪化させる原因となるようです。

 

なお、これについて詳しく見ていくと、まず人間はストレスを感じると唾液の分泌つが通常の時よりも30%程度低下すると言われています。

ご存知の通り唾液の分泌は意図的に行えるものではなく、自律神経によってコントロールされています。

そんな自律神経はストレスによって大きく乱れてしまうため、極度のストレスを感じた状態だと自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまい、交感神経(興奮状態にあるときに優位になる神経)が優位になってしまい、唾液の分泌が抑えられてしまうんです。

 

そして口の中が乾きドライマウスの状態になるため、口の中に口臭を発生させる雑菌が繁殖しやすくなります。

ちなみに、緊張や不安だけでなくイライラといったストレスも口臭が悪化してしまう原因になります。

甘い飲食物

甘い食べ物や甘い飲み物を飲んだ後に口が臭くなった経験はありませんか?

それらの喰べ物や飲み物を口にした後は、その直後は確かに甘い香りがするかもしれませんが、しばらくたつと何故か臭い口臭に変わっています。

 

なぜこうなってしまうのかと言うと、通常であれば甘い食べ物や飲み物が口の中に入った後も唾液が分泌され舌の動きによって唾液の流れを発生させ、飲食物の甘味成分をきれいに洗い流してくれます。

 

そして口の中で唾液がうまく回ることでやがて飲食物の甘みはなくなっていきます。

もしもこの時に口の中で長い間甘い味を感じるようであれば、口の中での唾液の流れが悪くなっていることが考えられます。

もし口の中で唾液がうまく回っていないと口の中の甘味成分をいつまでも流し切ってくれないので、口の中がなかなか中和されず口内環境が酸性の状態に傾きます。

私たちの口の中は中性、アルカリ性、弱アルカリ性、酸性のどれかになるのですが、中世もしくは昔アルカリ性の状態であるうちは口臭も発生しにくい状態です。

一方酸性化アルカリ性に傾いてしまうと口臭が現れてしまうんです。

 

飲食物の甘味成分が口の中に残った状態と言うのは先ほどお伝えしたように口の中が酸性の状態になってしまうため口臭が発生しやすいんです。

 

仕事が終わって疲れている時、朝目覚めたばかりの時に甘いものを食べると口の中に唾液が十分にないため口臭が現れやすいのですが、それも上記のような仕組みが関係していたんです。

タバコ

タバコを吸った後の口臭が臭いと言うのは誰もが知っている事ですが、なぜタバコを吸うとと口臭が悪化してしまうのか?と言う部分についてみていきたいと思います。

これにはタバコに含まれるタールとニコチンと言う成分が深く関係しています。

タールこの成分は俗に言うヤニと呼ばれる成分です。

 

タールはそれ自体が独特のきつい臭いを発生させます。

そしてこの成分の中にはベンツピレンやアミン類などのたくさんの物質を含んでおり、口の中に入った後は舌、歯、歯垢などに付着します。

 

このようにして口の中の様々なものに付着した後もタールそのものの独特の香りが残ってしまうため、それが直接的な口臭の原因となります。

また、タールは口の中だけでなく、肺、胃などにも付着しますので、口の中を清潔にしたところで体の奥深くからタールの匂いが発生してしまうと言われています。

ニコチン

これはタバコへの依存性を引き出す働きがあるもので、私たちの中枢神経に作用する成分なのですが、このニコチンの働きによって毛細血管の収縮や血圧上昇などが発生します。

こうなるとどうなるかと言うと、口の中の血液循環も機能が低下してしまい、そして唾液の分泌量が低下してしまうんです。

そして、口の中の酸素濃度が低下し活発になった雑菌たちが歯垢などを分解するため揮発性硫黄化合物が発生しあのきつい口臭が発生します。

一酸化炭素

タバコによる口臭の原因は代表的なタールとニコチン以外に一酸化炭素も関係しています。
一酸化炭素と言うのは血液中の酸素を運んでくれる働きがあるヘモグロビンと言う成分と強く結びつくので、一酸化炭素が体の中に入ると体内の酸素が急激に低下してしまうんです。

 

この現象は口の中の酸素濃度を低下させることにもなるため、ニコチンの時と同様揮発性硫黄化合物が口の中に発生してしまい口臭を引き起こします。

タバコを吸うことによって口が臭くなってしまうのは、ただ単に煙による影響だけではなく体の中の深い部分から口が臭くなってしまう仕組みを作り出しているからなんです。

口臭の原因まとめ

ここではさまざまな口臭の原因について見てきました。

一般的に歯磨きが不十分。で片付けられがちな口臭ですが、実は体調不良や病気などの体の深い部分にも関わりがあったんですね。

 

口臭の原因がこれだけ多くあるが故に、口臭対策も歯磨きを丁寧にしたり、糸ようじをしたり、マウスウォッシュを使ったりするだけでなく、原因に合わせた的確な口臭対策を取る必要があることがわかります。

口臭を改善する際は、口の中だけを見るのではなく、体の状態や生活習慣なども見直す必要がありそうです。

 

“12種類の口臭の原因の中には病気や体調不良も関係していた” への1件の返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です